パンピング グラファイト

主に鉛筆で描いた自分の作品紹介したり、観た映画の感想書いたりしてます。

パシフィックリムを見た感想

昨日の土曜日21:00からフジテレビで「パシフィックリム」をやっていたので、パシフィックリムについて書こうと思います。

 

 

パシフィック・リム [Blu-ray]

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あらすじ

2013年8月、太平洋グアム沖の深海に異世界と繋がる割れ目が生じ、そこから現れた怪獣「アックスヘッド」がサンフランシスコを襲撃。米国は陸海空軍の総攻撃で6日かけてこれを撃破することに成功するが、その後も別の怪獣が次々と出現し太平洋沿岸都市を襲うようになったため、沿岸諸国は環太平洋防衛軍 (PPDC) を設立し、怪獣迎撃用の巨人兵器イェーガーを建造して立ち向かう。イェーガーの登場によって人類は一時的に優位に立ったが、怪獣の出現ペースは少しずつ早まっていき、再び人類は劣勢に追いやられていった。
2020年2月、米国アンカレッジを怪獣「ナイフヘッド」が襲撃。イェーガーのパイロットであるローリー・ベケットは、同じくパイロットの兄ヤンシーとともにイェーガー「ジプシー・デンジャー」に乗ってこれを迎撃するが、戦闘で機体が大破し、更に兄ヤンシーが戦死する。通常、イェーガーはパイロット一人では身体への負担が大きすぎて操縦できないが、ローリーは単独でナイフヘッドを撃破することに成功する。そんな中、世界各国の政府首脳陣は、怪獣の襲撃によってイェーガーが失われるペースが加速し、生産が追いつかないことを問題視しており、イェーガー計画を中断することをPPDCの司令官、スタッカー・ペントコストに告げる。それと同時に、世界各国に巨大防護壁を建造する「命の壁計画」によって、徹底した防御策に出ることを決定した。しかしその壁も怪獣の侵攻の前では全く意味をなさず、人類は滅亡の危機に瀕していた。(wikipediaより抜粋)

 

パシフィックリムは元々好きな映画なのですが、昨日地上波放送をやっていたのでそのタイミングで自分の感想を書きたいと思います。

いやぁ、久しぶりに見ましたが面白かったです。CMが入っていちいち気持ちがリセットされてしまうのと、吹き替えなので英語訛りの「カイジュー」が聞けなかったのが残念です。「エルボーロケット」という必殺技が「ロケットパンチ」になっていたのはそれはそれで味わい深かったですなw

 

初めてパシフィックリムを見たときは素直に「ギレルモ・デルトロ監督、ありがとうございました」という気持ちになりました。

これだけの予算で、これだけのルックで、ロボットと怪獣が闘う映画を作ってくれるなんてという気持ちが湧き上がってきたんです。

まずロボットや怪獣の見た目が良いですよ、カッコいい!もう素直にカッコいいです。ロボットは劇中イェーガーと呼ばれるのですが、個人的にすこぉしパチもん感がある気がして、そこがいいなぁと(褒めてるように聴こえないですが、、、

怪獣は着ぐるみ感があって往年の円谷怪獣っぽさが若干あります。見た目の凶悪さはだいぶ増してますが。そういえばエビラみたいな奴もいたなぁ。

闘ってるシーンはローアングルでグワァといってバッシャァンとガラス割れて(バカな表現)、でっかい物が暴れてるっていう説得力がものすごいです。吹っ飛ばされた時に色んなもの、車とか建物とか、を巻き込んでいくのですが、ちゃんとものに重量感を感じます。凄まじい技量だと思います。完全に作り物の世界をキチンとリアルに描くという事の重要さを非常に感じました。

それでいて怪獣が吼えるときにちゃんと見栄を切ったり、港で押し相撲の状態になりイェーガー(ロボットですな)が押された時、あの石原裕次郎は足をかけてカッコつける奴(で伝わるかな、、)にカカトがぶつかりキンッと音をたてるところなど、ケレン味もすごいあるのです。「カッコいい、、、」と思わず声が出てしまいます。

あ、あと怪獣が縦に真っ二つになるシーンがあるのですが、あれは「ウルトラマン」が八つ裂き後輪でバルタン星人を真っ二つにするシーンへのオマージュなんじゃないかなぁと勝手に思ってます。ギレルモ・デルトロ監督、ウルトラマン好きらしいし。

それと菊池凛子さん、めちゃめちゃ可愛いです。書かなくても良いことですが念のためw

過去に捕われていた主人公が大きなものの為に闘いを挑み、自らの呪縛をも乗り越えていくという物語の事も書きたいのですが、あえてロボットと怪獣に焦点を当てて書きました。とにかくすごい映像です。是非見てみてください!